海外旅行にいった先のホテルに金庫がなかった件

普通のホテルであれば、少なからず貴重品を入れることを目的とした金庫を用意してくれているのが基本でしょう。それは日本国内だけではなく海外であったとしても同様。ビジネスホテルや旅館などの金庫が似合わない施設であれば無いのもわかりますが、ある程度の高い値段を支払っているホテルであれば必ず一つくらいは金庫を用意しておくのが常識です。しかし、この前に行った海外旅行で宿泊した先のホテルには、その金庫がありませんでした。

金庫が無いということは、とどのつまり貴重品を部屋に保管しておくことができないということです。これはある意味で大変なことだと言えます。日本でずっと暮らしている人からてみると、「貴重品くらい部屋に置いて、施錠さえしっかり行っていればいいんじゃないの?」と思うかもしれません。これは日本では通用することですが、こと海外に出てると日本のようにセキュリティが頑丈ではないところもあるので、たとえしっかりと部屋の施錠をしたとしても金庫は必要になってくるのです。もし金庫に入れずに部屋の中に貴重品を放置していれば、誰かが侵入したり、最悪のケースではホテルの従業員にその貴重品を盗られてしまうリスクが高いと言えるでしょう。

特に海外旅行であれば、貴重品は財布や携帯電話だけではなくパスポートなどの身分証明書など多種多様になります。これらが持ち去られてしまうと最悪のケースで日本に戻れなくなってしまいますので、その後のスケジュールなどにも大きな影響を与えてしまいますからね。それにパスポートも不正に使用されるリスクもありますから、海外旅行の宿泊先ほどそれらの貴重品を保管するための金庫が必要であるのは言うまでもありません。しかし、どれだけ御託を並べたところでそのホテルに金庫が設置されるわけではありませんから、結局その時はお風呂でも財布やパスポートを肌身離さず持って生活するという大変な旅行になりました。